◆◆◆ 掲示板 ◆◆◆
ホームページを2023年の情報に更新しました。
変更点がいくつかあるので、ご利用になる方は確認をお願いします。
https://ikenotairagoya.amebaownd.com/
基本の宿泊料金は去年と同じですが、週末の満室状態を少しでも緩和したい事もあり、分散利用を促す為の休日割増料金を設けました。
平日でも可能な方は、ぜひ平日にご予約いただければと思います。
基本的なコロナ対策は去年と同様、出来るだけ密を避けられる方法で営業を行う予定です。
画像は剱岳展望台から見た仙人山と池ノ平
今年(2023年)も『池ノ平小屋モンロー会』の正会員を募集します!
※2023年の募集は終了しました。
最大3名ほど募集したいと思います。
詳しくは募集ページをご覧ください。
⇒池ノ平小屋モンロー会 正会員募集のお知らせ
現在は関東甲信越・東海地方を中心に、遠くは広島県から活動に参加しているメンバーもいます。
活動拠点に近い、長野県・富山県周辺にお住まいの方に入っていただけると大変ありがたいです。
女性のメンバーが不足気味です。女性の協力者歓迎致します。
2022年の営業は終了致しました。
今年は冬の間たくさん雪が降り、小屋の損傷など気になっておりますが、現地確認を前にホームページの表示を2022年用に更新しました。
本営業開始日は昨年と同様に7月末からとなりますが、海の日連休が昨年よりも1週早まっている為、プレオープンは7月16日からとなります。
尚、平日は工事や小屋開け作業を行う関係で休業させていただきます。
また、昨今の物価上昇に伴い、当小屋も料金改定を行っております。
宿泊料金で500円の値上げ、お弁当や飲料関係で100円~200円の値上げとなります。
登山者の皆様へ負担を強いることとなり大変申し訳ありませんが、どうかご理解をお願い致します。
詳細は『営業案内・施設』、『料金・予約・問い合わせ』のページをご覧ください。
今シーズンも多くのお客様にお越しいただき、池ノ平の自然を満喫してもらえることを楽しみにしております。
2022年の募集は終了しました。
池ノ平小屋の建つ場所は登山口からとても遠く、北アルプスの中でも人が訪れ難い奥地にあります。
そこへ至る道も荒れた登山道を歩く必要があり、雪渓の状態によっては登山道が通行止めになってしまう事もあるような場所です。
初心者には少々難しいルートになる為、訪れる登山者はシーズンを通してとても少なく、自ずと宿泊者も少ない為、採算を取りながら営業していくのはなかなか難しい環境にあります。
また、小屋のオーナーも高齢となり、自身で小屋を切り盛りして行くことは出来なくなっている事から、小屋の営業や手続きなどを「モンロー会」という組織が引き受けて運営しています。
モンロー会とは、山と池ノ平小屋を愛するメンバーから構成された集まりで、小屋開け前の準備から始まり、小屋開け・小屋閉め作業、ヘリ荷揚げ、修繕作業、登山道整備、繁忙期の小屋業務の応援などを行いながら、山小屋が安定経営できるお手伝いをしているボランティア団体です。
小屋への行き帰りに丸々1日ずつ必要で、小屋での手伝いを数日間行うとすれば、1回の活動につき1週間ほどの日数を要する事から、会員の多くは休みを長くとれる定年退職を迎えた60歳代以上の人が多いです。
ただ、年月とともに60歳代の人は70歳代となり・・・(^^;
最近は体力的に小屋まで上がって来れない会員の方も多くなって参りました(汗)
そこで今年は新たな会員を募集して、若い戦力を増やしていこうと考えています。
基本的には年齢・性別・経験不問ですが、池ノ平小屋まで自分の足で元気に歩いて来れる方。(時には不足した野菜などを多少担いでもらう事もあります)
天候によって予定が変わることが多いのが山小屋ですので、日程が大きく変わっても臨機応変に対応する事ができる方。
また、モンロー会の活動はあくまでボランティア活動ですので、自発的に行動し、周辺の自然環境を護り、会員との親睦を深め、小屋の利用者が安全で快適に登山を楽しんでもらえるように努め、お金では得られない出会いや感動、楽しみにやりがいや価値を見出す事が出来る方が対象になります。
『山小屋バイトは一度経験してみたかったけど、サラリーマン時代は会社を辞めてまで出来なかった・・・』とか、
『給料をもらうほどの仕事は出来ないけれど、山小屋に貢献しつつ山を楽しみたい・・・』とか、
『ただ山に登るだけではなく、新しい山の魅力を発見したい!』
などと考えている人には向いていると思います。
基本的には無償のボランティア活動となりますが、会員として活動していただく上での特典も少しは有りますので、その辺りは担当者までお問い合わせいただければと思います。
思い返せば私も、2014年にテントを担いでぷら~っと池ノ平小屋を訪れ、小屋の環境に惚れ込んでモンロー会の仲間に入れていただきました。
それまでは山に登るだけでしたが、多くを学ばせてもらった山に少しでも貢献することが出来れば・・・と言う思いから、モンロー会での活動が始まりました。
今では小屋で汗を流しながら会員の方と交流するのが生き甲斐になっています。
山に登るだけの登山者だったら知らなかった、山や山小屋の事情などもたくさん知ることが出来、モンロー会に入ったことで山の知見が一気に広がりました。
大変な作業も有ったりしますが、好きな山を眺めながら汗を流すことが出来るというのは、本当に幸せなことだと思います。
興味がある方は是非お問い合わせいただければと思います。よろしくお願いします。
モンロー会とは別に、アルバイトとして小屋で働きたい方も募集しております。
ご興味がある方はご連絡下さい。
問い合わせ先:伊豆田(イズタ):080-5923-5413
前回投稿したのは6月のオープン前・・・(^^;
音沙汰ないから営業していないんじゃないかと思われているかも知れませんが(笑)、ちゃんとオープンして現在営業中でございます!!
今年はヘリ荷揚げを行う事が出来るようになり、コロナ禍では有りますが無事営業再開することが出来ました。
宇奈月温泉から雲切新道・仙人谷を通って小屋へ。
今年は仙人谷1,500m付近の雪が異常に多かった。
祈願のヘリが来ました!
機内積み込み式のヘリコプター会社なので当日は大忙しですが、何といっても料金が安く抑えられるので、池ノ平小屋のような小さな小屋には本当に有難い存在です。
天気は最高!
途中で滞る事もなくドンドンヘリが飛んできてしまい、山小屋もヘリポートも大忙しでした💦
近所の仙人温泉小屋さんも同じ航空会社と契約したので、予行練習も兼ねて手伝いに登って来てくれました!
こう言う協力関係って本当に嬉しい。!!
水源から小屋へ水を引いたり、ひさしを出したり、今年はコロナ対応の為の小さな小屋を新設した事もあり、本当に大忙しの小屋開け作業でした。
お盆前の長雨により現在失速中(^^;
これから秋に向けての天気に期待して、皆様のお越しをお待ちしております!!
小屋開け直前となり、日々準備に追われております。
遅くなってしまいましたが、5月に偵察の為、池ノ平小屋へ行った時の動画『【北アルプス・剱岳】2021年 奥劔 池ノ平小屋へ偵察入山(小屋入り編)』をアップしました。
昨年は残念ながら休業となりましたが、今年は営業再開に向けて頑張っています!
定員を半分ほどに抑えて完全予約制での営業となりますので、ご予約はお早めに(*'▽')/
その他にも動画コーナーにて色々な動画を投稿しておりますので、お時間ある時にお楽しみください。
平素より池ノ平小屋をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
昨年はコロナ禍により、2020年の営業を断念するに至りました。
1年余りが過ぎた今でも感染者数は収まる事なく小屋開けシーズンを迎えることになってしまいましたが、昨年と比べるとその正体は明らかになりつつあり、充分な対策を行う事で当小屋のような小さく狭い山小屋でも営業する事が出来るだろうと言う考えに至りました。
現在は営業再開に向けて荷上げ資材の買い出しやグッズの製作などに追われています。
再びお客様を迎え入れることが出来るようになると思うと楽しみで仕方ありません。
予約受付開始日だった6月23日は開始時刻から電話が鳴り止まない状態となり、今までにない出来事だったので非常に驚きました。
営業再開に伴い、2020年に撮影した奥劔の綺麗な映像を編集し、6分ほどの動画にしました。
お越しいただく前の予習としてお楽しいただければと思います。
音楽は昨年と一緒です(笑)
池ノ平小屋でお会い出来ることをスタッフ一同楽しみにしております。
その他にも動画コーナーにて色々な動画を投稿しておりますので、お時間ある時にお楽しみください。
既に多くの方からお問い合わせの電話をいただいており、大変お待たせしている状況ですが、ようやく営業に向けての会議も終わり、予約受付開始日についてホームページに掲載しました。
詳細はホームページの【営業案内・施設】と、【料金・予約・問い合わせ】のページをご確認ください。
新型コロナウィルス感染対策もあり、宿泊人数は最大16名に絞っての営業となります。
それでも小さい池ノ平小屋は密になりやすい環境かも知れません。
お泊りいただく皆さんのご協力も絶対に必要になりますので、小屋の存続の為にもご協力お願い致します。
小屋で行う感染対策についてご理解いただく為にも、順を追って紹介して行こうと考えております。
▲画像は5月に小屋の掘り出しに行った時のものです。
一週間少々の時間を取り、池ノ平小屋へ今年初の偵察&ボッカに行って来ました。
毎年この季節に現地偵察へ行っていますが、池ノ平の雪の量はここ数年とほぼ変わらない状況でした。
▲未明に室堂を出発し、別山乗越へと登って行きます。
雪は少なめですがまだまだあります。
▲別山乗越を越えると剱岳が姿を現しました。
ここから二股の吊り橋まで1200mの下りです。
▲剱沢本流左岸をへツるポイントは特に変わりなかったのですが、再び雪に乗るところが極めて危険な状態になっていた為ロープを出して確保する事になりました。
▲室堂や立山の稜線は昨年よりも雪が少ない状況でしたが、剱沢を下るにつれて雪の量は増えて行き、二股の吊り橋の流れは完全に雪に埋まり、渡渉もヘツリも必要なくあっさりと通過することが出来ました。
▲二股からは北股ルートを通り、池ノ平へ最短コースで向かいます。
雪が残っていれば圧倒的に早いルートです。
とは言え、疲れの溜まった体に背負子の荷物が食い込みます...
▲平ノ池から小屋への最後の登り。
いつもは無い雪庇の痕跡のようなものが残っていました。
雪が多そうな予感・・・
▲小屋は約半分の屋根が出ている状態で、大きくは変わらないもののここ数年では一番雪が多い状態でした。
この後3時間ほど掛けて小屋の入口を除雪し、無事小屋に入ることが出来ました。
心配していたダメージも特に無いようで一安心。
ここ数年、この季節に小屋の確認に来ることで雪の重圧が掛かる方向や場所が分かってきたので、その部分を重点的に補強することで無事に冬を越す方法が分かってきた気がします。
翌日からは屋根の雪下ろしを中心に、仮設の屋根の設置、ソーラーパネルの設置、木部のペンキ塗りなどを行いました。
屋根の雪を下ろす事により、建物内部の結露を防ぐことが出来ます。
結露すると水滴が床に落ちて木材を腐らせると同時に、晴れた日は水分が蒸発して強烈な湿気を生み、カビを発生させたり、電気製品を壊してしまったりします。
雪に埋まっていた小屋の屋根が顔を出したら、出来るだけ早く建物と雪を切り離し、換気をしてあげる事によって小屋を長持ちさせることが出来る訳です。
▲小屋の南側の広場がある場所には、屋根の高さを遥かに超える雪が積もっています。
この場所に小屋を建てている理由が、この季節に来ると良く分かります。
▲ひたすらスコップを振り、ようやくここまで来ました💦
▲雪の足場があるうちに、ペンキの剥がれた木部の塗装。
▲屋根下地を設置して仮設の屋根を架け、ソーラーパネルを設置しました。
ソーラーパネルを設置する事により燃料を使用して発電機を回さずに済み、下山後も換気扇を回しっ放しにすることが出来ます。
そんなこんなであっという間に一週間が過ぎ・・・と言いましても、晴れた日は綺麗な景色を楽しんだりする事も出来ました。
▲小屋から眺めたチンネ・八ツ峰のモルゲンロート
▲仙人山からの剱岳(左)と池ノ平山(右)
仙人山には登山道がない為、通常は登らない山ですが、この季節は雪続きとなっているので容易に山頂まで行くことが出来ます。
▲今回行うべき作業を一通り終えた為、一旦小屋の戸締りをして下山します。
次に来る頃には雪も殆ど溶けている事でしょう。
▲出発の朝も平ノ池から見事なモルゲンロートを見ることが出来ました。
帰りも北股を通って二股まで下ります。
▲帰りは二股から1200mの登り。
下山する室堂の方が池ノ平小屋よりも標高が高いというのがいつも変な感覚になります(笑)
▲別山乗越を越えれば室堂へ向かって一気に下り、少し登り返せばゴール。
まぁ、その少しの登り返しが一番辛いんですけど・・・
昨年の今頃は休業する事を決定しての入山でしたが、今年は営業する為の資材のボッカも行い、「いよいよ始まったな~」と言う気持ちになりました。
冬の間に新たなヘリコプター荷揚げ業者を見付けることが出来、今シーズンは多少勝手は違うもののヘリコプター荷揚げを行っての営業が出来るようになりました。
昨年はボッカでの営業が出来ないか探る一年となりましたが、池ノ平小屋までの道のりは片道10時間掛かる長い長い道のり。
しかも途中には死亡事故も度々起こる危険個所があり、重い荷物を背負って何度も行き来をしていれば、『いつか事故が起きてしまうのではないか・・・』と言う不安を抱えていました。
ヘリコプターでの荷揚げにより、スタッフの負担や事故も抑制することが出来ると思うと、新たに契約していただけたヘリコプター会社には感謝の念に堪えません。
コロナ禍で登山者が減少している中での営業再開は不安も大きいのですが、もう決めてしまったからには頑張らなくちゃ!
皆さん、頼むから泊まりに来てくださ~い!!
※今シーズンの営業方針や予約開始日については6月中旬に発表する予定です。
決まり次第このホームページにて掲載しますので、もうしばらくお待ちください。
2020年の小屋閉めの際の山小屋管理動画をアップしました。
今年の小屋閉め期間は天気予報が優れず、難航するかと思いましたが、意外と雨は降らずに予定通りの日に下山してくる事が出来ました。
雪害を受けて倒壊しそうだった風呂小屋の移設工事や、薪ストーブのDIY設置の様子と共に、池ノ平の紅葉の様子を空から移した映像も入れました。
お時間ある時に楽しみながら観ていただけたら光栄です。
この他にも動画コーナーに色々載せています。
ご興味がありましたらご覧ください。